2014年7月29日火曜日

カムジャタンとビビンバの哲学的考察。

日本にはなくない?子供は遊び、大人は食べる_#1から続きます。

カムジャタン専門店が味で他店と差を付けることが難しい理由


カムジャタンは豚骨スープをベースに野菜と肉を味合う料理です。豚骨ラーメンもそうですが、しっかりした豚骨にニンニクや各種調味料を合わせ料理をすると、適当につくってもまずくなる可能性は低いのです。それはカムジャタン専門店が味で他店と差を付けることが難しい理由でもあるでしょう。ラーメンで言うと、味で勝負するなら薄味の塩ラーメンで名店を目指す方が有利だというになります。

カムジャタンチェインの「イバドムカムジャタン」もそんな悩みがあったに違いません。ここの味は決してまずいとは言えませんが、だからといって美味しくもありません。ご飯は進むし鍋は底が見えるまで空っぽになるのを考えると厳しい評価ですが、「日常生活の間にふっと思い出し今日はここだ!となる味ではない」というか。それにしても度々ここに来るのはやはり家から近距離だという立地とこの遊び場の存在が大きいでしょう。

だからではありませんが、ブログとしては残念?な事に今日は初体験、カムジャタンではないビビンバを注文してみました。


サイドメニューに出て来た「ムク」料理。辞書には、
ムク:どんぐりで作ところてん状の食品
と。日本語にはありませんね。今日出て来たのは 冷やした煮干だしにムクとキュウリ、キムチなどを入れた料理です。温かい汁を掛けても食べますし、美味しいので、機会があればぜひトライしてみてください。大田の代表的な料理の一つでもありますよ。
<私は大田で暮らしています。参照>

ビビンバの材料となるモヤシと大根ですね。まあ、普通。
今日のメインはイイダコのコチュジャン炒めです。これをご飯に乗せて先ほどの普通野菜をトッピングし混ぜて食べます。

ビビンバはレベルの高い料理法

ビビンバは韓国料理としで割と知られた料理の一つですが、地域によっていろんな食べ方や料理法があります。ビビンバ自体は定義するとご飯に色んなおかずをのせて「混ぜる」料理になるので、種類が多いのも当然ですが、料理に詳しい人は想像できるようにご飯に何かを混ぜる行為はある意味レベルの高い料理法ではないでしょうか。言い換えるときちんと計算しないと料理を混ぜて美味しくなりにくいんです。

独特の料理としてビビンバが世界に紹介される事はあっても「混ぜて食べる」ことは世界からはあまり評価されない食べ方であり、ビビンバが世界人に受け入れられないという話を良く聞きますが、カムジャタンの話とは又逆にある意味そこで絶妙なバランスを確保することのハードルの高さを感じますね。「それにも関わらず、美味しく」みたいな?

<この写真はグーグルから>

ただ、それを言うならこれ位のビビンバを前にしてからじゃないとダメですが。現実は、
こんなもんですけどね。
初体験、イバドムカムジャタンのビビンバは星二つでした。★★☆☆☆
イベント価格で500円だったので、良かったです。



この子達に何があった?に続きます。






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