しかし、そこらへんの事態がどう流れていくのかを眺めながら(?)部外者
軍人になりたくないよ。長生きしたい〜
4歳の息子は最近性別問題に関心が高く、何事にも所謂「パパチーム」「ママチーム」みたいにチーム分けをしたがります。中には「よかった。僕は男だから妊娠しないんだ」とか、「姉さんは女だからピンクを好むべき」だとか決まった台詞があるわけですが。男性二人女性二人な家族構成の影響でもあるでしょう。
その息子が昨日は急に「お姉さんはいいな。女だから軍隊に行かなくてもいいし」と言います。どういう事かと聞いたらニュースで若い軍人が銃器事故で亡くなった事件をみたらしく、「軍隊に行くと死ぬ→僕は死になくない」の思考プロセスが作動されたようです。
確かに親としては4歳の息子が20になる16年先の未来に義務兵役制度なんかなくなっていればいいと思うのは同然ですが、まずその可能性は低いですね。
日本人は戦争をしらなさすぎる。
時々、馬鹿な発想を依然と言い出すブロガーのイケダハヤトさんですが、無人兵器、情報戦、ハイパーノマドの台頭…とかをみるともしかしたら普通の日本市民の意識ってこんなもんか?とも思う所があります。
集団的自衛権の話が盛り上がっていますが、ぼくは戦争が始まったらさっさと国外に退去する予定です。こういう判断をする人は、多いと思うんですよね。アホみたいじゃないですか、何でお国のために命をかけなきゃいけないのやら。LCCでひとっ飛び! ーhttp://www.ikedahayato.com/から無人兵器、情報戦、ハイパーノマドの台頭…
このスタンスをみて「お国のために命をかけない」という個人の選択に文句は付けようがありませんが、まずこのブロガーさんは国とはなにかを考えているのでしょうか。まず、戦争は起こるものなのか、起こすものなのかを考えてみる必要があります。国という生き物は理論上その構成員一人一人の選択が動かすものです。その中の個人がそのまとまりである国の行き先に関して「俺は何もわるくない、国で戦争が起こったら俺は逃げるのみ」と言っていいのかどうか。こんな被害者ごっこは第2次世界大戦で終わらせてほしいです。
当然の事に平和は選択し続ける事で守れる物である。
もちろん国で起こった戦争に責任をもって参加したら?と言ってる訳ではありません。ただラフな話、今の日本が世界に向けて投げているメッセージがどんな物かについて市民としての責任を感じなければならないという事です。もっと根本的な話、日本は日本人の総合である何かとは別の物なんじゃないかという論争が先ではありますが。
イケダハヤトさんのスタンスに戻りますが、日本で戦争が起こったとして日本人が飛行機に乗って逃げられる国があるのでしょうかね。国を離れた途端、実は誰もその個人の身分を守ろうとはしませんよ。たかがサッカーで負けただけでもこうですから。
4日(日本時間5日)に行われたサッカーW杯ブラジル大会の準々決勝で、ブラジル代表FWネイマール(22=バルセロナ)の腰椎を骨折させて戦線離脱に追い込んだコロンビア代表DFフアン・スニガ(28=ナポリ)の身が本気で危なくなってきた。ブラジルのマフィアが6日までに「許されない蛮行」との声明を発表し、スニガを徹底糾弾。サッカー界からはスニガのプレーを非難する声が多数出ているが、闇組織の逆鱗に触れたことでお祭りムードだったW杯に不穏な空気が流れ始めた。-yahoo ニュースからまあ、日本が戦争をするとしたら中国がその相手になる可能性が高いのは事実ですが、「中国人の友達がいる」ことがその戦争の行方に影響を与える可能性はまずありません。むしろ本当にそう思うのなら今の段階、まだ戦争のない時点で平和を愛する世界市民として、国の構成員、もしくは世界人の一人として平和を選択する努力をした方が良いでしょう。
どっちにしても先の事を想像するよりは歴史を振り返ったほうが懸命です。地球は今現在も平和とは言えませんし。
こんなツイッターがあり、世界から非難の声が上がっています。
イスラエル軍による、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃が続いている。そんな中、イスラエル人の若者たちがガザ地区境界付近にある丘の頂上に集まり、ポップコーンを片手に、すぐ近くで行なわれている空爆を眺めながら歓声をあげるところを撮影した写真がツイッターに投稿された。
ソーレンセン記者による写真がこれです。
Sderot cinema. Israelis bringing chairs 2 hilltop in sderot 2 watch latest from Gaza. Clapping when blasts are heard. pic.twitter.com/WYZquV62O7
— Allan Sørensen (@allansorensen72) 2014, 7月 9
これを見るだけで、ボタン一つで戦争が行われる時代など想像する必要もないですね。人間が常に戦争や暴力に触れる様になると、一歩離れたところでそれとは無関係になったみたいにその戦争の結果で多くの人が殺されるという事さえ忘れてしまうのです。世界で最もエゴイスティックな存在である国は個人の為に何もいい事はしてくれません。むしろ最もエゴイスティックな人間集団が人々の先っぽに立ち、その怪物をコントロールするとみるのが自然でしょう。だからこそ、間違えた教育、歴史意識、平和コスプレは早くやめて個人のレベルで平和を選択しつづけるよう声を出さないといけません。
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